将棋ぶらうざQは将棋の対局および棋譜の管理ソフトです。このプログラムはJavaのデスクトップアプリケーションとして開発したものです。
またV3.7.1として駒移動のアニメーション表示を追加し、V3.7.2では主に画面表示の改善をしました。
V3.7.3はV3.7.1の修正により発生した障害を対処したものです。
またV3.7.4はV7.3の修正により発生した障害を対処したものです。
システム容量 : 33Mバイト 棋譜データベースファイル容量: 5万件程度の棋譜を登録すると2Gバイト弱のディスク容量を必要とします。
本プログラムを利用する上で、マウスは必須となります。大半はキーボードのみで操作できますが駒を移動させる場合 にはマウスが必要となります。
各プラットフォームごとに、それぞれ異なります。詳細は各アーカイブ内に"将棋ぶらうざQについてのドキュメントが 添付されていますのでそれを参照して下さい。
将棋ぶらうざQのウィンドウサイズは、起動した直後のウィンドウサイズから更に縦、横とも棋譜を表示した場合大きくなります。
それは、[編集(E)メニュー]の[新規作成]を選択し、新規作成画面を表示した場合のウィンドウサイズに等しい大きさです。
以降[拡大],[縮小]操作を行わない限り、ウィンドウサイズは変わりません。
新規作成の編集画面を表示してみて、ウィンドウの下や、ウィンドウの右の表示がPCディススプレイの表示域をはみ出すようであれば、画面サイズを調整します。
調整は[操作(O)メニュー]の[縮小]を選択してください。一回の選択で一定の割合で画面は縮小します。
更に縮小したい場合はもう一度同じ操作を繰り返します。
逆に画面を大きくしたい場合は、[操作(O)メニュー]の[拡大]を選択します。これも一回の選択で一定の割合で大きくなります。
更に拡大した場合は同様に同じ操作を繰り返します。
このようにして設定した画面サイズは次回以降の起動でも引き継がれます。
次に、メニューフォントの設定を行います。メニューフォントは、メニューやダイアログの表示フォントとして
使用されるものです。フォントの大きさを設定することにより、ダイアログの表示サイズも変わります。
起動直後のフォントサイズはデフォルトとして12ポイントが設定されています。
変更するには[環境設定(C)メニュー]の[環境設定]を選択し[環境設定ダイアログ]を表示します。
そのダイアログの[表示設定]の[表示フォントの設定ボタン]をクリックします。
すると[フォント設定ダイアログ]が表示されるので、そこでサイズ選択します。
フォントの種類(フォント名)やスタイルも選択できますが、デフォルトのままで十分ではないかと思います。
[設定ボタン]をクリックし、[フォント設定ダイアログ]を閉じた後、[環境設定ダイアログ]の[設定ボタン]をクリックします。
これで設定完了となりますが、このままではフォントの設定内容は反映されません。一旦将棋ぶらうざQを終了させ、再度
起動すると指定したフォントサイズでメニューやダイアログが表示されるようになります。
ウィンドウサイズやダイアログのサイズはかなり操作性に影響があるためそれぞれの環境に合わせてカスタマズして下さい。
① 将棋ぶらうざQを起動する。
② 拡張(X)メニュー]の[データベース設定]で[データベース一覧ダイアログ]を表示する。 そこで[新規作成ボタン]をクリックすると[データベース新規作成ダイアログ]が表示されます。
③ [データベース新規作成ダイアログ]で以下の項目を指定します。
データベース表題 :データベースを識別する任意の名称。(例:プロ棋戦) データベース作成フォルダ:データベース(1つのファイル)を作成するフォルダを指定。 データベース名 :データベースのファイル名となる。ここで指定した名称で上記指定フォルダ内に ファイルが作成される。 詰将棋スタイル :ここをチェックすると、詰将棋専用のデータベースを作成することができる。 一般対局棋譜を登録するデータベースを作成する場合はチェックしない(デフォルト)。 1ページの行数 :データベースを検索して得られる検索結果一覧の行数を指定します。デフォルト値100 重複登録不可 :棋譜を登録する場合、同じ棋譜の登録を許可するか否かを指定します。 チェックすると不許可。通常不許可とします。
以上を指定し[作成ボタン]をクリックすると、データベースが作成されます。
④ データベースへの棋譜の取り込み。
棋譜を画面盤面に取り込んだ後、[ファイル(F)メニュー]の[棋譜登録]を選択すると、その棋譜をデータベースに登録できます。 最初に本プログラムの動作を確認する意味で、添付したサンプルの棋譜(zipファイル)より以下の手順で、データベースに取り込んでください。 zipファイルの全棋譜が一括してDBに登録されます。[ファイルメニュー]の[zipファイル to DB(一括登録)]を選択する。zipファイルより取り込み画面が表示されたら、zipファイル入力項目に 取り込み対象のsample.zipファイルを指定する。[実行ボタン]をクリックすると、取り込みが実行される。
⑤ 取り込んだ棋譜の確認
[ファイル(F)メニュー]の[棋譜検索]を選択すると[検索条件入力ダイアログ]が表示されます。 何も指定せず、[検索ボタン]をクリックすると取り込んだ全棋譜の一覧が画面下に表示されます。① コンピューター将棋エンジンをダウンロードしインストールする。インストール方法はダウンロードしたコンピュータ将棋エンジンのドキュメントを参照。
② 将棋ブラウザQを起動します。[拡張(X)メニュー]の[将棋エンジン設定]を選択し、[将棋エンジン設定ダイアログ]を表示します。
V3.0から、将棋エンジンの組み込みをドラッグ&ドロップ処理で可能となりました。面倒なパラメタの指定を省くことができます。
組み込みたい、将棋エンジンの実行ファイルをマウスでドラッグし、[将棋エンジン設定ダイアログ]上でドロップします。
大概の場合はこれで設定完了となります。もしうまくいかない場合は各パラメタを指定し[将棋エンジン新規追加ダイアログ]の[追加ボタン]をクリックすると、
将棋エンジンの組み込み処理が完了します。
③ 将棋エンジンを一つでも組込むと[対局設定ダイアログ]でエンジンの選択が可能となり、また[解析(A)メニュー]に[指手探査]が表示され選択できるようになります。
(注) コンピュータ将棋連続対局場所 "http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/floodgate.html"を参照。[ネットワーク対局サーバ新規追加ダイアログ]での設定例。
サーバ表題:"floodagte" (適当な名称)。 接続ホスト:"wdoor.c.u-tokyo.ac.jp"と指定。 ポート番号:"4081"。 ユーザ名 :他ユーザと重ならい固有のユーザ名を設定。 パスワード:適当な値。 プロトコル:ここでは拡張プロトコルを選択。
以上指定し[追加ボタン]をクリックすると、サーバの定義が一つ追加されます。
次に、[対局(B)メニュー]の[ログイン]を選択します。サーバに接続することができます。
これらについての詳細は使用手引き8.3ネット対局を参照して下さい。
Excel(注1): Microsoft Office Excelのこと。2007年度版以降のMicrosoft Officeが必要。 Calc (注2): Libre Office Calcのこと。Libre Office はオープンソースとしてhttp://ja.libreoffice.org からダウンロードし利用することができる。
また集計する際マクロを使用するためセキュリティの変更を行う必要があります。その設定については 使用手引きの5.6 Excel連携処理の実行のマクロセキュリティの設定を参照して下さい。
その他は、必要になった時点でその都度設定すればよい項目がほとんどです。
特にインストール後すぐに行う必要はありません。
将棋盤・駒イメージ/将棋盤の背景色/現指手の表示用背景色/対局者表示欄のや背景色/Look&Feel
等の設定項目があります。
将棋ぶらうざQの詳細な機能や使い方については 将棋ぶらうざQ使用手引き を参照して下さい。
本ソフトウエアは(将棋ぶらうざQ)目的の如何にかかわらず自由に無料で使用することができます。 本ソフトウェアのコピーを自由に配布することを認めます。 本ソフトウエアの使用により発生した事項については、いかなるものについてもその責任は負いません。 本ソフトウェアではライセンスに関わる以下のソフトウェアを使用しています。
将棋ブラウザQはデータベースエンジンとしてH2 DataBase Engineを利用しています。
H2 DataBase EngineはThomas Mueller氏よって開発されたフリーソフトです。
H2 DataBase Engineについては、改変を行っていません。
H2 DataBase Engineに関する、ライセンスについては、
https://www.h2database.com/html/license.html
を参照。
POIはApache Projectで開発されたフリーのMicrosoft Office Excelファイルアクセス用のソフトです。
POIについては、改変を行っていません。
このソフトウェアのライセンスについては、
https://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0
を参照。
Bonanzaは既にネット上での提供がなくなってしまった為、実行プログラムだけのMac版およびLinux版の提供 は意味がなくなりましたので(Bonanzaを動作させるにはBonanzaのサイトよりバイナリのダウンロードが必要) レガシーとしてここに暫くダウンロードできるようにしておきます。
Aperyも2016年頃のもので古く、以降メインテナンスしていません。一応暫くダウンロードできるようにしておきます。